「病気を治す」から「健康をつくる」へ

「病気を治す」から「健康をつくる」へ

養命酒のCMなどを通して「未病」という言葉を一度は耳にされたことがあると思いますが、
その意味についてご存知ない方が多いのではないでしょうか?
病気を治すことが医療の役割とされていますから、
厚労省管轄の国家資格をもった鍼灸師の務めは「病気を治すこと」。
でも、2千年前にほぼ完成した東洋医学は、「健康に過ごすこと」のために作られた医学なんです。

「病気にならない身体作り」とは言うけれど、
果たしてそれはどんな身体のことを指しているのでしょう?
何があっても倒れない、頑強な筋肉マッチョな身体?
それとも、罵詈雑言を浴びせられてもまったく意に介さない屈強メンタルな精神?

東洋医学で考えている病気にならない身体と言うのは、
どんなに強い風に吹かれても、ゆったりと受け流して決して折れない、
しなやかな強さのことを指しています。
「風邪をひいたけれど、一晩寝たら治っちゃった」とか
「すっごいショックなことがあったんだけど、
カフェで読書をしたら気分スッキリ」というように、ゆらゆら揺れながら調律する感じ。

心身の緊張とリラックスをコントロールしている自律神経が、
アクセルとブレーキのように交互に作用している限り、
私たちは健やかに暮らすことができます。
このバランスを私たちは「陰陽」と表現をしていて、
古来より「陰陽を整える」ことが鍼灸師の務めだとされているのです。

病気を治すためではなく、健康な暮らしを続けるために来院頂けると、
東洋医学の効果をより実感いただけるものと思います。

中根 一 Nakane Hajime

現代病のほとんどが、ストレスによる自律神経とホルモンバランスの偏りだと分かっています。
自己治癒力を発揮させるのは、東洋医学が最も得意とするところ。
蓄積した疲労を取り除きながら、健康な身体を取り戻しましょう。

鍼灸師・エステティシャンのご案内

京都四条烏丸「鍼灸Meridian烏丸」トップへ

ご予約・お問い合わせ

お電話またはネットよりご予約ください。

※電話予約優先とさせていただきます。

075-344-8484
オンラインでのご予約 お問い合わせ